引越しの積み切り契約はこんな使い方がおすすめ
引越し業者が用意する契約内容の一つに「積み切り」というものがあります。
これは簡単に言うと、業者が用意したトラック(軽トラや2tなどをこちらで指定)に積めるだけの荷物を積みこむという契約になります。
(乗り切らなかった荷物については、ご自身で運ぶ、また運ぶ方法を考えなければなりません。)
一見して消費者にとってはデメリットしか無いような契約内容ですが、積み切り契約は業者が全ての家財を運ぶ約束をする「全積み契約」と比較して安い予算で引越しできることがメリットとなっています。
少ない予算で引越し業者に依頼したい場合や、ある程度の荷物は自家用車などで直接運ぼうと計画している方には積み切り契約もおすすめできます。
その他には、大きな家具などご自身での運搬が難しい荷物のみを業者に任せ、細かいものだけはコツコツ自力で運べる方にもお勧めです。
(自宅見積もりは無料となっていますので、運んでもらう荷物を営業マンに見てもらい必要なトラックのサイズを見極めてもらわなければいけません。)
まずは大きな荷物からトラックに積み込んで行き、生じたスペースに小物を積んで行くような流れとなります。
(トラックに詰めるだけなので、荷台にスペースが空けば限界まで積み込みが可能です。)
また、積み切り契約で少しでも多くの荷物をトラックに載せるためには、ダンボールになるべく隙間を作ることなく梱包していくことも重要となります。
衣類を詰める際には、100円ショップなどでも販売されている圧縮袋を使用するとより多くの枚数の衣類をダンボールに詰め込むことができます。
特にダウンジャケットなどは圧縮袋に詰めれば1/3以下の厚みにまで圧縮できますから、それだけでも多くのスペースの確保に繋がります。
旅行用のトランクを活用することも有効です。
トランクには上手く収めるとダンボール3~4箱分の荷物を詰め込めますし、例え重くなったとしても持ち運びしやすいため、新居まで自力で持ち込むことも容易です。
また、荷造りの際にかさばりやすいのは本ですから、不要な本は引越し前に買取業者等に依頼して引き取ってもらうか、思い切って廃棄してしまいましょう。